その体の不調はスギの花粉が原因かも? - 新宿駅周辺の泌尿器科 3選ガイド

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その体の不調はスギの花粉が原因かも?

春に見られるスギ花粉症

実は約8割の人が遺伝的にアレルギーを起こす体質で、その証拠に日本人の4人に1人は花粉症といわれていますし、誰でも花粉症になる可能性があるのです。

特に花粉症以外のアレルギーのある方やその親族は、スギ花粉などによる花粉症になりやすいと言われています。

スギ花粉症は、原因となる抗原のスギ花粉が体内に侵入すると、免疫細胞が花粉を異物と判断して、抗体を作ってアレルギーを起こすために発生するのです。

ちなみに、春の日本人の花粉症の約7割が早春から飛散するスギ花粉が原因で、冬の乾燥した冷気で鼻やのどの粘膜が弱っているため、花粉が粘膜に付着しやすく症状が出やすくなります。

花粉症の主な症状としては、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどですが、スギ花粉症の症状は多岐にわたっているのです。

顔をはじめとする皮膚のかゆみ・咳・喉の痛みや違和感・軽い発熱・口のかわきなど、風邪の症状にとても類似しています。

その為、風邪による体の不調と考えてカゼ薬を服用しても症状がなかなか治らないというケースが多くて、アレルギー検査によりスギ花粉症による体の不調と判明することも多いのです。

またスギ花粉が胃腸に入るとアレルギー症状により下痢や便秘になることもあって、もともと胃腸の調子が悪い人は花粉により症状が悪化する場合もあります。

体の不調を予防するには?

スギ花粉症による体の不調を予防するには、花粉の飛散量が増える2月~4月の時期に、スギがあるエリアに行かないようにして、スギ花粉をできる限り避けることです。

しかし、スギの木は街中にもありますし、山間部の花粉も飛来してくるので、しっかりとした対策をする必要があります。

外出時にマスクをするのは定番であり有効な対策で、特にガーゼマスクを使用して、水で湿らせたガーゼを一枚中にはさむ方法がおすすめです。

使用するマスクにこのような方法をすることにより、さらにスギ花粉の除去効果がアップします。

花粉は目からも侵入するので、花粉症対策用のメガネやゴーグルを使用するのも対策になるのです。

このように体に侵入する花粉を防御しても衣類は無防備で、花粉は衣類にもついているため、帰宅したら玄関に入る前に花粉を落としましょう。

また毛足の長いコートなどは花粉が付着しやすいので、このような衣類は避けた方が良いです。

帰宅したらすぐに手洗いやうがいをするのも大切ですし、気になる時はシャワーを浴びてしまうのも防除につながります。